霞ヶ浦とタナゴ釣り その2
タナゴ釣りに関する「霞ヶ浦の湖のこと」第二段です。前回は1次元だったので、今回は2次元で考えてみましょう。湖の面積です。
北浦や常陸利根川など全部合わせて、霞ヶ浦総面積は220kuだそうです。正方形ならば15kmx15km=225kuでほぼ同じ、この場合1周60kmです。実際に、湖の周りは前回の数値を全部合わせると250km前後なので、如何にデコボコした形なのかという事も理解できます。
ここでイメージしたいのが、湖の水深です。平均で4m、最高で6mの深さしかありません。一辺が15kmの正方形で厚みが4mとすると、15000:4=約4000:1なので、超薄っぺらい湖だという事が分かります。右上写真は、霞ヶ浦・北浦の地図です。ドーナッツ状のCDと比較すると結構大きな地図だというのが分かると思います。アバウト大体、この地図の紙の如く薄い薄い平べったい湖なのです。だから湖に沢山の水が貯液されていると言うよりも、薄っすら水がヘバリツイテいる状態なのです。
この様に非常に薄い薄い湖が、タナゴ釣りにどのように関係しているのかというと、良くカネヒラ叔父さん達の間で言われるのが、例えば次の3つとかです。
@太陽光の影響で水温とか直ぐに上がり易い?
A風の影響で溶存酸素が変化し易い?
B熱風とか風の影響で水温が変化し易い?
実際には、@とAは正解で、案外Bは関係ないようです。
化学工学とか何だか難しい計算式で、水温より仮に10℃高い温度の風が10m/sで吹いても浅瀬(4cm)の水温上昇は24時間で0.2℃程度だそうです。
Aについては昔レポートしました。結構、カネヒラ釣りには大事な要素です。
http://www.asahi-net.or.jp/~gp6s-chr/other57.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~gp6s-chr/other56.htm
●戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送