冬場のマタナゴ その3
前回に続いてマタナとアカヒレの見分け方第二段です。複雑です(^^;....
上左右の写真は、夏場の婚姻色が出ている状態なので、現在の冬場とは色合いなど異なるのですが、敢えてこれを基に比較してみましょう。前回の顔周辺の模様違いの他に、次の3つが、形状・模様で異なる処でしょうか、
@体型そのものが、流線型で細こいマタナと、少し体高のあるアカヒレ
ただし、今の季節の当歳魚でチッコイ奴は、アカヒレも細lこいマタナ風で見分けがつき難いデス(^^;
A背中の背ビレが、正三角形っぽいマタナと、少し扇型で横長のアカヒレ
これも、小さいアカヒレは三角形っぽいので見分けつき難いデス(^^;....
Bからだ側面の青緑色/紅色の側線が、背ビレより前まで長いマタナと、短めのアカヒレ。これは横にして太陽光でヨ〜ク観ないと分かり難いです。
次は、雄と雌の違いです。下の左右を観比べてみてください。メス同士が分かり難いデス(^^;....
結局、当歳魚で小っこい奴らは、アカヒレがマタナ風で、殆ど見分けがつかない場合が多いのですが、同じ船溜りで釣れた場合は、比較して体の表面を観ると、マタナの方が紫色っぽい色で、アカヒレの方が緑色ッポイ傾向とか、前回紹介のタビラ班の大小で僅かに違いがあります。最終的な判断は、家の水槽で水温と照明で春先再現すると、雄ならば見事に婚姻色が出て来て違いが分かります。

「水温変化とカネヒラ 02年2月中旬」でレポートした様に、春産卵型タナゴ達は、20℃の水温で15時間/日程度の照明を当てると、水槽の中でも人工的に婚姻色を出してくれます。水槽投入1〜2週間もすると色合いが出て来て、これまた面白いものです。
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