こだわって二十四節気と水温の関係を更にビジュアル化して考えて見まショ、グラフは霞ヶ浦の水温や周りの気温の過去30年平均データです。気象庁とか大抵過去30年があるので、1975年くらいの高度経済成長の辺りから予算とか設備とか充実してきて...ともかく有難いデス(^^;.今回は、前回の05年の数値ではないので、右の色分布も少し変わります。太陰太陽暦、別の言い方をすると月と太陽の動きで一年間を春夏秋冬二十四節気に分けた中国人は凄いデス、黄河周辺で4千年前に農業の暦(コヨミ)として開発された凄い優れモノデス。日本も大体同じ北緯とか...なので殆ど四季折々当てはまります。明治維新でこの旧暦を強制的に欧米の暦に変えちゃったのは、少し悔やまれます。昔は今の2月4日頃の立春が年の初めのお正月で、一番寒い季節は年末年始、集団で保存食で年を越した訳です。今でも中国は旧正月で、都会の人も故郷に帰って、寒い雪と寒を越せて良かったネで、新年を迎えています。さて、霞の話ですが、霞の水温上昇はピンク色の春と赤色の夏で、下降が茶色の秋と青の冬でピッタンコ当てはまります。大体、夏秋の辺りが綺麗なタナゴシーズンなのですが、グラフだと15℃以上になります。霞周辺だと田植えの影響で、6月以降の水温20℃辺りがとても素敵なシーズンになる訳です。ところで、今日の関東地方は最高で5℃最低ー8℃、またまた超寒波来襲です。年末から「今年の冬は怪しいゾ」とお天気分析して来ましたが困ったもんです。せめて4千年前から続く暦に従って、今日から新年スタートで楽観したいもんです。
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