カネヒラの写真
霞ヶ浦・北浦で釣れるカネヒラは、8月の初旬頃からとても綺麗な婚姻色を見せてくれます。これは9月頃から産卵活動で、雌にアピールする為の準備でしょう。体型も7月と8月で、一段と大きくなります。

いわゆる、ノッコミ前の荒食いで短期間に大きくなって行くのでしょう。9月に入って、雌を追いかけ始めるとなかなか釣れないそうです。食い気よりも色気なのでしょう。それにしても、写真左下のオスと右下のメスでは全く色づきが違います。タナゴだから当たり前ナノデスガ。
カネヒラの美しい婚姻色は何処から発現するのでしょうか?夏に湖岸で釣れる時、決まって写真の様に、緑色の藻がゴロタ石等に生えているポイントです。しかも釣り上げた後、彼等の糞は緑色を呈しています。緑藻は珪藻と同様にカロチン色素が豊富で、これが彼等の美しい色彩を基づくっていると我孫子本舗は考えます。

緑色の色素からヒレの赤い色素も出来てしまうなんて自然界のメカニズムは凄いと思います。
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