その4 色が見えるのは何故 ??
我々の眼に色が見えるとき、光3原色と色3原色の理屈が2種類あるそうです。光照明の混ざり具合と、絵具ペンキの混ざり具合の感じでしょうか。光3色が混ざると白くなるのに対して、絵の具3色が混ざると黒になります。なるほどスポットライトは重なると白色で、ペンキは全部混ぜると黒くなる様な感じです。
面白いのは左右の各々が補色と言われる関係にある事です。
例えば、赤とシアンが補色の関係になります。
赤いタナゴのヒレは、可視光線(白色光)のうち赤色の補色であるシアン(青緑色)の光を吸収して、それ以外の光を反射しているのだそうです。良く左下の様に赤色だけ反射しているという説明は、厳密には違うそうです。(^^;
つまり、シアン以外の可視光線全体が、私らの目に赤色に見えるというのが正しい理屈だそうです。ちょと難しいです。
バラタナゴの見事な婚姻色は、マゼンタ〜赤色と、これらの補色の緑〜シアン(青緑)色が交互に並んで見えます。 この時、実際に我々の眼には、マゼンタ〜赤色の部分は補色の緑〜シアンが吸収されており、隣の鱗(ウロコ)で緑〜シアン色の発色部分は逆のマゼンタ〜赤色が吸収されている訳です。何だか鏡のような色の交互変化です。(^^;

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