その2 スペクトルと色 ??
タナゴの綺麗な婚姻色が我々の眼に見えるには、次の3つが基本要素になります。

@光源の太陽光線
A被写体であるタナゴの色素(細胞)
B光がタナゴに当って、反射した光を目で見たり、
 デジカメで映すという事、

先ず、今回は@の太陽光線の事です。部屋の中なら照明ですが、先ずは、我々が釣り場でびっくり綺麗に見せてくれる太陽です。

太陽から地球に届く波はスペクトルと言われ左の種類に分類されるそうです。スペクターではありません、(^^; 60年代のネタです。

僕等の眼に見えるのは、スペクトルの中でも可視光線と言われ、380nmの紫〜青色から780nmの赤色までの虹色です。これより短い奴が最近悪者の紫外線であり、長いのが焼き芋なんか焼く時の(遠)赤外線です。nmはナノメーターと呼びます。
太陽光線、即ちスペクトルの中で目に見える可視光線は、全般的に均一に太陽から照らされている場合は右の様な感じです。
縦軸は光の量と考えてみてください。
バラタナの綺麗な奴は、青色、緑色、黄色、赤色と全ての色で、可視スペクトルきらきらで輝きます。
雨上がりやガラスのプリズムで偏光させると、実際に7色に分かれて見えますが、普段は、全部の色が混ざって白色に見えます。
だから、均一な可視光線を白色光とも呼びます。

太陽光の光源を考える場合、
@白色光で右の場合と
A短波長の青色が多い左下の場合と
B長波長の赤色が多い右下の場合と
大きく3種類くらいを先ずイメージしてみます。

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