溶存酸素とカネヒラ その2
前回は、酸欠の湖はダメ!! というお話でした。
今回は、酸欠の輸送も危ないヨ、と言うお話です。
仮に、あくまでも仮に、12cmのbigカネヒラを2匹釣っちゃったとしましょう、「大きなカネヒラを育てるには 02年3月」でレポートした様に約25gの体重です。奴らはどれ位の酸素を必要とするのでしょうか?誰もそんな実験をしていないので、養殖魚の研究データから数字をひねくり回して計算してみました。結果は図1の如くです。段々研究所みたいになって来ました。(^^;.... 30℃の水温だと1時間に約17ml(23mg)/匹の酸素を消費してしまうそうです。
一方、カネチャンが元気にしてられる水には、どれ位の酸素が溶けているのでしょうか?前回の溶存酸素mgを分子量とかモル体積とか何とかで、カレコレ計算すると図2の如くになります。30℃水1リッターには最大5mlチョットの酸素が溶けているそうです。
だからして、仮に5リッターの輸送水に2匹のbigが居たとすると、家に帰るまでの1時間で約17x2匹=34ml相当の酸素を吸っちゃいます。輸送水には5リッターには5x5=25mlの酸素しか溶けていないので、お陀仏です。
どうすれば良いのでしょう? 研究は続きます。(^^;....
●戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送