水槽飼育と婚姻色 その7 貝とか、ペアとか、水草とか
タナゴは、雄雌ペアだと色が出るとか、二枚貝がいると更に婚姻が綺麗とか言われますが、我孫子の経験では、少なくともカネヒラに関しては、どちらもあまり関係ないのかナと思います。
産卵管が出ている雌が居れば、雄が追いかける求愛行動を見せますが、雌が居なくても、雄たちは縄張り争いで背びれをピ〜ンと立てて鼻っぱしの追星で突っつきあって牽制します。酷い時は、追星で突っつかれて腹部側面の鱗を剥がしてしまう雄が出て来ます。沢山苛められた雄は、行き場を失って、水槽の端っこでジーットしていたりします。それでも婚姻色が出ていたりします。
二枚貝で、イシガイとかマツカサガイとか色々な貝を水槽に入れる人も居ます。カネヒラに限らず、タナゴは二枚貝を覗いたり突っついたりして盛んにラブコールの様な仕草を見せます。雰囲気として婚姻色に良さそうですが、二枚貝は弱り易く管理が簡単ではありません。屋外で産卵させて養殖する人達は、霞以外に関西や東北から特製の二枚貝を調達して来て、雄と雌の数も池の広さに合わせて沢山工夫します。室内水槽でカネヒラの産卵・孵化・成長は大変困難かと思います。実際、二枚貝が無くても婚姻色は立派に出て来ます。
水草を入れると水槽が映えますが、カネヒラが食べちゃいます(^^;
我孫子は、プラステイック製のダミー水草を水槽に入れています。カネヒラはダミー水草の陰に隠れています。色のコントラストも水草とカネヒラで綺麗です。
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