水槽飼育と婚姻色 その5 餌
綺麗な婚姻色を出すのに、実はそれほど気を使わなくて良い要素が、多分、餌だと思います。これまで写真でお見せしているカネヒラ達は、色揚げ用の特別な餌をを上げている訳ではありません。でも、太陽光が数時間当たって水が出来ていて、水温が18℃前後で、薄くらい灯りが10〜12時間にコントロールされていれば、ピンク色のヒレとホッペ、青緑色の輝く胴体の婚姻色は楽しめます。我孫子の経験では、
それでも水槽で、2年続けて凄く鮮やかな色を出すのは難しい様です。夏にfishした2歳魚を冬場に楽しむのが一番綺麗な感じです。我孫子が使っている餌は、淡水魚養殖用の配合飼料小粒サイズで、神様名人から分けてもらっています。ペットショップなんかで買う餌よりメッチャ安くて優れものです。細かい粒粒の方が、直ぐに水で膨潤(ボウジュン)して消化にも良さそうです。
T社の薄いフレーク状金魚用餌、冷凍赤虫、イトミミズなんかも大好物ですが、餌を頻繁に機械投入することができません。
細かい粒粒が、形状として自動給餌機で断然便利です。
カネヒラは主に草食(ソウショク)で、夏場に珪藻や緑藻を沢山食べます。ミミズや赤虫も大好きなので、実際は雑食でしょう。
誰かが、昔、発見したのでしょう、ホウレンソウの茹でた奴が良いヨと言われます。試すと、凄く美味しそうに食べます。茹でたホウレンソウを突っついて、突っついて、最後は芯が僅かに残るだけです。確かにホウレソウにはカロテン色素が豊富なので、色揚げによいのでしょうが、飼い主の気分の方が大きいのでは、と思います。
最近の配合飼料には、カロテンはわかりませんが、ビタミン・ミネラル全ての微量栄養素も配合されています。昔、カロテンが凄く多いオキアミなんかも試しましたが、それより水と温度と灯りの方が影響大でした。餌の質より食べさせ方の方が重要で、この辺は2002年3月の「大きなカネヒラを育てるには?」でレポートしました。
要は、食べ残さない程度の餌を、一日に、3回とか5回とか頻繁に自動給餌機なんか活用してあげるのが良いようです。大きくて元気な魚になるからです。
元気なカネヒラは色も鮮やかです。
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