水槽飼育と婚姻色 その2 水
綺麗な婚姻色を出すのに、水槽の水はどうしたら良いのでしょう?
本屋さんにあるような「今日から淡水魚飼育」みたいな事は省略します。基本は硝酸塩が50ppm以下で、pHも湖水と同じpH7くらいで、多分うっすら青水(アオコ)が良いのだと思います。「らんちゅう」や「高級金魚」飼育の人達は、元気な色揚げ目的で青水つくりにこだわります。彼らは、屋外で日が当たるタタキや池で青水をつくり、適度な青色を保ちます。
我孫子は、西日が当たる部屋に水槽を置き、2〜3時間程度は日光が当たるようにしています。ガラス壁面に緑藻や珪藻が生えて、水槽の水がうっすら緑色になります。時にはうっすら茶色になります。本当は、緑藻より珪藻の茶色水が良い様ですが、珪酸塩を供給する為に、貝殻砂とか珪砂とかチョト面倒なので話は青水で進めます。
青水でも濃い青水は駄目です。霞のアオコと同じで、濃いと酸欠して臭いも出て悪いことだらけになってしまいます。あくまで薄っすらと緑色です。だから餌の量と魚の数と水換え頻度で薄っすらを維持させます。青水は緑藻なので、魚の排泄物のアンモニアが変化した硝酸塩を栄養源にして増えるので、硝酸塩除去にも若干役立ちます。更に、カロテンやキサントフィルなどの色素栄養分が豊富なので、赤色や黄色の色揚げ効果も僅かでも期待できます。ペットショップの全く透明な水より、自然な感じもします。
ただ気をつけないと、緑藻は酸素を消費するので、ブクブクのエアーは必須です。停電なんかで一日おくと酸欠で危ない状態になり易いです。(^^;....
それと、比較的流れのある綺麗な霞の水をフィルターブクブクして2〜3日置いておくと、青みや濁りがフィルターで除去されて良い水が出来ます。直ぐに水槽を立ち上げたい時は一番有効です。
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