大きいカネヒラを育てるには? その2
前回からの続きです。
そんな簡単には育てられないのです。
主な理由は次の2つです。
1) 12cmを超える辺りから有効係数が低くなってくる
2) カネヒラ君の糞による水の汚染で水替えが大変

水換えの程度をシュミレーションしてみましょう。餌のたんぱく質含量を4割とすると、これ由来の窒素が約6%になります。だからして、15匹の10cmのカネヒラ君は毎日、1.5g/匹・日x15匹x0.06x(1-0.3)=約1gの糞とかオシッコします。NO3硝酸塩にして4.4gです。180リッターだと次の計算で毎日24ppmの硝酸塩が発生する事になりま。
4.4g÷180000ml(g)x1000000=24
高級淡水鑑賞魚デイスカス当たりだと24ppmの硝酸塩でヤバイ水質状態です。でもカネヒラ君は、上手く調整すれば200ppm位までは何とかなります。(^^;
すると、200÷24=8日間で水を全部替えながら20日間飼育となるのですが、全取替はやり過ぎなので、良く魚の水槽飼育に出てくる1/3づつ2.8日事に交換して・・・となってしまいます。
これは非現実的なので、せめて28日毎に1/3水替えにしたいなあ〜 とすると15匹から1.5匹になってしまいます。つまり、120cm水槽で1匹か2匹のカネヒラ君をブロイラー状態で飼育するという話です。これも非現実的なので、結局難しい話になって行く訳です。
またまた、続きは次回に
●戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送